以前から何度か話題にしているように、Mac、MacBookには興味津々です。当初は5月にMacBookのモデルチェンジがあると期待していたんですが、実際にはCPUとHDDが一回り大きくなっただけのマイナーチェンジでちょっとがっかりしました。サンフランシスコで開催しているWWDCではLeopardについて発表がありました。MacBookのモデル更改のサイクルは2006/5, 2006/10, 2007/5 ときているので、大方の予想通り次はきっと2007/10。ひょっとしたらLeopard向けに大きくモデルチェンジしたMacBookが発表になるのかも、などとあらぬ期待をしていると、なかなか購入に踏み切れません。
ですが、「いつかもっといいのがでるかも」、なんてことを言ってると、いつまで経っても手に入れられません。もうちょっと違う観点から考えてみます。
新モデルの初期ロットには不具合があるかもしれません。そういえば、Appleの初期ロットは不具合が多いといううわさをあちこちで耳にします。ハードも新モデルで、ソフトも新バージョンで、となると、これはもう人柱さんいらっしゃい、となります。もちろん、それを乗り切ることができれば得るものもあるのでしょうが、リスクには違いないです。
Macが好調、というより、現行のTigerが好調なのかもしれません。WWDCの基調講演によると、
「Mac OS Xのユーザーは2200万人。そのうち3分の2(67%)はTigerのユーザー。なんと3分の2がOSの最新バージョンを動かしている。こんなことは業界でも滅多にないことだ」
ジョブズ氏によれば1つ前のPantherのユーザーは23%、そのほかのバージョンは10%のユーザーだと言う。
ITmedia D+::WWDC’07 基調講演「Leopard」編:
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/0706/12/news095.html
Tiger、発表されて1年半でこの割合とは驚きです。これはすなわち、Tigerの評価が高いといえると思います。そのTigerの最終リリースに近い今が、技術も枯れて安定期と思えば買っても損はないです。
現行のMacBookで気に入らないのがグラフィックスのスペック。オンボードでメモリもメインメモリと共有のが64MBしかありません。これはLeopardの新しいデスクトップやSecondLife(・・アクティブに使っていませんが)を使うにはストレスがあるんじゃないのかな、と思っています。ですが、10月に発表されるであろう新MacBookでも、グラフィックスは改善されないかもしれません(勝手予想)。Macのラインナップの中でMacBookの位置づけを考えると、ターゲットはやはりエントリユーザ。3Dビデオが欲しいようなユーザはMacBookProを買え、ってこともあるでしょう。そう思うと、今のMacBookでもいいように思えてきましたねww
ちなみに、リプレースを検討してるのは、リビングで使ってるサブノート。Celeron 700MHz、メモリ 256MBという化石のようなスペック。私は主にリモートデスクトップで2年前に自作したデスクトップを使ってます。妻さんはこのノートをメインにメールとWebを使ってます。IEとかDonutとかを使ってたときは、1時間ほどブラウジングしていたら重くなって使い物にならなくって、「買い替えや!」と思っていたんだけど、FireFoxにしてからはそれなりに動くのでいままで延命されてきたものです。ですが、動画の再生はもたもた。最近のリッチなコンテンツを表示するには追いつきません。こんなところでデジタル格差が広がるくらいなら、思い切って買っちゃったほうがいいかな。
MacBookにも選択肢はいつくかあります。
- 大本命は、新松モデル+メモリ2GBオプション。AppleStoreだと201,800円とのこと。って定価やん。kakaku.comとか楽天だと、191,800円くらいが最安。
- 対抗は、新竹モデル。松モデルの黒の質感はあきらめないといけませんが、上を見たらキリがないので。妥協するポイントの一つとして選択。
- 穴は、旧梅モデル。流通在庫があればかなり安いはず。これを使い倒して、いずれはMacBookProに、、
ほかの選択肢としては、AppleCare(3年延長保証)をつけるかどうかは迷うところですね。
買う、買う、と何度もエントリ書いて、結局まだ買っていない私。いや、まさか、StartMacモニター第三弾なんか狙ってませんてばww