これも図書館から借りてきたうちの一冊。リーダーシップのコーナーに保管されている本を眺めてみて、リーダーシップを発揮するというのは具体的にどういうことなのか、企業の「課長」という立場を例に挙げて書かれているところがわかりやすいと感じたため選んだ。残念ながら、僕が課長・係長になったわけはない。
一つのテーマを見開き2ページ、約1500文字にまとめてあり読みやすい。本書のなかには
課長として好ましくない人物像も多数表現されている。なかには自分に思い当たるところもあり、改善しなければと思う。
気になったテーマをいくつか紹介する。
優柔不断は愚劣であることについて。
性格的なこともあろうが、一般的には、優柔不断は知識や情報の不足からくるものが多いということだ。そしてその原因をつき詰めると、不勉強や努力をしない、ということが通り相場なのである。
いますぐやることこそ能力であることについて。
愚図な人は、”素案でもいいから素早くやる” という考え方がないものだ。ぎりぎりの土壇場仕事だから手直しもできず、完成度の低い仕事しかできない。愚図を追放しよう。
愚図は欠陥能力と自覚しよう。愚図は”仕事下手” と自覚しよう。
いずれも耳の痛い言葉だ。改善するためにはどうすればよいか考えないと。