「プログラムはなぜ動くのか」「ネットワークははなぜつながるのか」「コンピュータはなぜ動くのか」と同じシリーズで、システムエンジニア、プログラマの初級者のための読み物です。
コンピュータ関係のたいていの入門書は、言語の文法の解説であったり、ミドルウェアの機能や設定の解説であったりすることが多いです。コーディングをしたり、ミドルウェアのセットアップをしたりするだけであればそれで十分なのですが、「どう作ったらよいのか」というアーキテクチャを考えるスキルは身につきません。個人的には、いろいろ経験するしかないかな、と思っていました。すなわち、若い頃から、詳細設計ーコーディング、アプリケーション運用、システム基盤の運用を経験することで、作りやすい設計、保守しやすい設計、安全・安定したシステム基盤はそれぞれどういうものかがその人なりに身につく、というものです。
ですが、これではあまりに効率が悪いのと、こういった育成を考えてくれる上司のもとでないといろいろ経験することができません。組織としても、人を育てるというミッションと、プロジェクトを成功させるというミッションとがあるので、単にやってみたいから、では経験させてもらえません。
前置きが長くなりましたが、この本、「システムはなぜダウンするのか ー 知っておきたいシステム障害、信頼性の基礎知識」は、運がよくなければ経験できないシステムトラブルを書籍で再現して、追体験できるように構成されています。トラブルを経験するのが「運がよい」のかは別にしてw、トラブルの経験が人を育てるのもまた事実だと思います。設計した内容を上席や有識者のレビューにかけることがあるのですが、経験されているかたからはもっともな指摘をいただきます。失敗の経験、成功の経験が、アーキテクチャを評価する材料となるのでしょう。
一通り目を通していて、あー、あるある!といった、私も経験のあるトラブルも紹介されています。トラブル対応やリスク対策はコストとパフォーマンス、納期などの制約のバランス感覚が求められるので、本で追体験しただけで十分とは思いませんが、きっかけとしては良いと思います。入門書としては取り上げられている対象が大規模な案件が多いようにも見えますが、お話として知っておくのはいいのでは。
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[comic]エンジェルハート 29巻
雑誌はともかく、単行本やコミックを買うときはAmazonを使うことが多い。特に理由はないんだけど。Amazonに購入履歴を登録しておくと、新刊が出たときにメールで案内してくれる。そうして発売直前に案内もらったのがエンジェルハートの29巻。言わずとしれたシティハンターの世界観を引き継いだお話。正確には続編ではないのかも。いま購入してるコミックはこれとガンダムくらいですね。
エンジェル・ハート 29 (29) (BUNCH COMICS)
このお話、人に聞くと賛否両論のようですね。シティハンター好きだった妻の人ははまってるようですが、人によっては受け入れられないらしい。あ、妻の人は海坊主好きwらしいから大丈夫なのかもなー。
防湿庫要りますかね
普段、カメラやレンズの保管にはドライボックスっていうプラスチックのケースに乾燥剤、防かび剤を入れて使っています。湿度も分かるように湿度計も入れているんですが、思うように湿度が下がりません。レンズがかびないようにするには、50%以下に保つのがよいようなのですが、気がつけば70%とかになっていて、何のために箱にいれているのやら。おそらく、開け閉めの頻度が多いとか、湿ったストラップを一緒に入れているとかも良くないようです。
mixiのNikonコミュでも保管に関する話題が出ていて、同じような箱を使っている方と、防湿庫を使っている方と半々くらいな様子でした。
昔、親父が一眼と望遠レンズを持っていたのですが、使わずにしまい込んでいてカビカビになっているのをこの目で見ているので、そんな事態だけは避けたいところです。
70%の箱に入れておくくらいなら、外に出して風に当てておくほうがまだマシみたい。とはいえ、外に出しておくとホコリが気になります。ズームレンズに塵、埃がはいっちゃって、それも愕然としていますので。
ここはやっぱり防湿庫でしょうか。防湿庫では東洋リビングのオートドライシリーズが人気なようですね。
東洋リビング 全自動電子防湿保管庫 オートクリーンドライ 光触媒搭載
ED-42CDA
ED-52CDA
ED-82CDA
ED-102CDA
ED-132CDA
ED-152CDA
ED-52CDAあたりが手頃かな。。安いレンズが一本買えるくらいの値段ですが、カビが生えちゃなんにもならないですからね。
パパの極意を読んだ。一度目を通しておくべきですね
育児は今しかできない
数回前の週刊ダイヤモンドに紹介されていたのがきっかけで、「パパの極意」を読みました。全面的に同意できる内容で、電車の中でうんうんうなずきながら読んでたのは、隣からみたら妙だったかも。
仕事はいつでもできる、けど、育児は今しかできない。子どもは毎年成長していくので、もし子どもが2歳だったら、2歳の育児ができるのは一年しかない。今やらないでどうする?育児は真剣に取り組むと楽しいものだ。子どものためではなく、自分のためにもするべき。
というメッセージを感じました。
休日出勤で会社へ向かう電車の中で一気に読み切ってしまった、というのがちょっと皮肉です。
“パパの極意―仕事も育児も楽しむ生き方 (生活人新書 248)” (安藤 哲也)
おおさか東線に乗りました。京橋やキタへ出るときは便利そう。
2008/3/15に開通したばかりの路線です
先日開通した、おおさか東線に乗ってきました。私は奈良方面なのですが、日曜に大阪・梅田に行く機会がありました。普段であれば、JRで大和路線+環状線で大阪まで出るか、天王寺で地下鉄御堂筋線を使うかどちらかです。この日、駅に行ってみると、いつもとダイヤが変わっていました。そう、おおさか東線が開通して、放出、京橋経由尼崎までの直通電車が何本か増えているのです。大阪までの所要時間はこれまでの大和路線経由のものとおおさか東線経由のものと、さほど変わらないのですが、折角なので乗ってみることにしました。私の用事があったのは大阪駅前第1ビル、つまり北新地駅の目の前なので好都合です。
先日開業したところの、おおさか東線に乗りました。
(http://www.flickr.com/photos/murphyfox/2358340222/)
“おおさか東線に乗った” by murphyfox
システム基盤の統合ノウハウをプレゼント、だそうです
インフラ技術のリテラシを確認できる書籍です
1月15日にシステム基盤の統合ノウハウという書籍が日経SYSTEMSから出版されました。「システム基盤の統合」「アプリケーションの安定稼働」のという観点から、近年着目される分野のインフラ技術のリテラシについて整理した内容となっています。システム基盤の形態にはさまざまありますが、普遍的な内容を取り上げることに努めており、情報システムのインフラを担当するエンジニアはもちろん、業務アプリケーションを担当するエンジニアにもお勧めできる内容となっています。
注意としては、最新の技術トレンドを取り上げたり、特定の技術を深掘りする観点では書かれていないため、その点は雑誌やムック本、専門書籍などで補完されるといいと思います。
4年ほど前に出版された日経SYSTEMSのベストセラー、 システム基盤の構築ノウハウの続編にあたります。
“アプリケーションの安定稼動を実現する システム基盤の統合ノウハウ” (谷口 俊一, 飯田 博記, 石川 辰雄, 櫻井 義晴)
この書籍を10名の方にプレゼントだそうです
J2EEのアプリケーションサーバであるCosminexusを展開されている日立製作所さんが、この書籍のプレゼントを企画されています。応募期間は2008年2月28日まで。応募は下記サイトの、「プレゼントのお知らせ」リンクから。是非どうぞ。
〜オススメ書籍〜 アプリケーションの安定稼働を実現するシステム基盤の統合ノウハウ
三井ガーデンホテル汐留イタリア街。ビジネスにお勧め。大浴場もあるよ。
まるで自分のオフィスのよう。
ってか、オフィスより居心地いいんですけど。
というのはホテルの話。最近東京へ出張することがよくあります。泊まりの時はもちろんホテルに泊まるんですが、いろいろなホテルに泊まるのが楽しみではあります。最近は東京の会社のオフィスに交通のアクセスがいいところを中心に選んでいます。
ここ数日も東京に出張していたのですが、今回はちょっといいホテルに泊まってみることにしました。
選んだホテルは、三井ガーデンホテル 汐留イタリア街。2007年4月にオープンしたばかりの新しくて綺麗なホテルです。正直なところをいうと、うちの職場の出張手当では赤字なんですが(汗)。今回の出張では、宿泊した翌日に大事な商用があって。ホテルで十分に準備をしたかったので、あえてこのホテルを選びました。
このホテル、客室にちゃんとしたデスクとチェアがあるのが特長です。もちろんデスクには電源とLANがありますし、PCと書類を広げるスペースも十分あります。ポットのお湯もすぐに沸くタイプですし、滞在するのに無用なストレスは感じません。
その上、大浴場まであるのです。
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堂島ロールを食べた。生クリームが美味しい。
堂島ロールを手に入れた。予約しておいてよかった。
夕方から堂島に行く用事があり、Googleでルートを確認していました。そのときふと目に入ったのが「堂島ロール」そういえば、最近テレビで観たかも。ついでなのでおみやげに買って帰ることにしました。
地図をチェックしていったのですが、堂島浜の交番とコンビニの間にあって、うっかりしてると見落としそうな店構え。Webで確認していたので、すんなり見つかりました。帰りに買って帰るだけでいいかとも思ったんですが、なにやら人気のようで、タイミングが悪かったら待たされるとか。帰る予定の時刻にあわせて予約しておくことにしました。
帰りにお店に受け取りに寄ると、「堂島ロール、今回焼き上がり分は売り切れました。次の焼き上がりは○時です」といった看板が。予約しておいてよかった。
生クリームが美味しい。ミルクの風味がする。
帰ったらみーたん、まほたんは寝ていたので、妻さんといただきました。
生クリームはとろけるようだし、ミルクの風味たっぷりでした。生クリーム好きにはたまりません。これで一本1,050円は納得ですね。
家まで持って帰るのに時間がかかったからか、ロールがちょっとたれて(たれぱんだのように、、)しまってたのがちょっと残念。ドライアイスは入れてくれたんですが、電車の中が暑かったかな。
お店には、シンプルな堂島ロールのほかにもフルーツが入ったのとか、いくつかバリエーションがありました。次はフルーツ入りもいいか、と思った次第です。
堂島に行く機会があれば、一度おためしください。予約も忘れずに。