春日若宮おん祭 大宿所祭 御湯立て式

おん祭の行事の一つです

おん祭といえば、12月17日に行われるお渡りー時代行列ーが有名ですが、実際には数日前からお祭りは始まります。そのうちの一つが大宿所祭、御湯立て式です。

御湯立て式

大宿所

大宿所は奈良の、もちいどの商店街のまんなかにあります。商店街を歩いて、ちょっと路地を入ったらそこに大宿所、という建物があります。大宿所祭や御湯立て式はここで行われます。
大宿所

神事については、春日大社のホームページが詳しいので、ここではあえて触れませんが(w)写真を数点紹介しておきますね。

大宿所にはおん祭で使われる衣装が保管されています。この日は祭本番に向けて、衣装が整然と準備されていました。
おん祭の衣装

大宿所の前には、神様へのお供え物が供えられています。鮭や鯛、雉など。圧倒されるほどの量があります。
神様へのお供え物

御湯立てで使われるお湯が準備されています。儀式では巫女がこの湯を立てます。
御湯

このように。この湯立巫女は、奈良県大和郡山市若槻町のある姓の家の女性にしかなることができない役職だそうです。
巫女が御湯をたてます

この、巫女が腰に巻いている「サンバイコ」という藁でできたお守りは、安産の祈願に使われるそうです。