WOMマーケティング分科会・三回目が開催されました

三回目、いったん今回で最後

先日案内した、WOMマーケティング分科会・三回目が開催されました。三回にわたって開催されたWOMマーケティング分科会も、いったん今回で最後とするようです。
私はロケーションが遠いことと、個人的な都合で、前半の講演パートのみストリーミング中継で参加させていただきました。毎回のことながら、運営していただいている方々には多謝です。今回はストリーミング中継に加えて、事前の資料公開、チャットによるリアルタイムなQAも準備していただきました。中継画像も見やすいものでしたし、チャットを用意していただいたおかげで、ネットからも質問したり、ストリーミングの状態をリクエストしたりできるようになりました。

口コミを設計する

さて本題。口コミを設計するという観点で、とある旅行サイトのPR事例が紹介されました。興味を持ったのは、マーケティングの目的にあったPR方法を選定しなければいけない、ということ。あたりまえのことではありますが、手段が目的になってしまうと、つい見失うことがあります。最終的に契約を取るのが目的なのに、blogpetを配布するのが目的になってしまったりしては意味ありませんから。
事例の中では、検索結果に情報を付加して、プリントアウトさせる、という仕組みが紹介されていました。昨今の○○2.0という風潮はネットに近いところで起こっていると感じていて、なんでもネット上のオンラインな仕組みで解決しようとしがちですが、ターゲットや利用シーンに応じてオフラインな媒体も利用する、という点に関心を持ちました。
難しいと感じたのは効果の計測。設計したPRからのアクセスを区別して測るのは難しいようです。

当日の模様や資料はWebSig247のサイトで公開されると思います。



2007/07/12 追記
参照エントリ:
WebSig24/7 – 【7/7(土)】WOM分科会・三回目終了しました。
smashmedia – 第3回WOMマーケティング分科会の感想

「WOMマーケティング分科会・三回目が開催されました」への2件のフィードバック

  1. 感想ありがとうございます。
    ご指摘の通り、効果測定が難しいのは事実です。でもネットだけが厳密なROIを計ることが異常なのだと思っています。そもそもブランディングにおいて、ネットの効果や価値はあるはずですし。
    そういうことを啓蒙することもあわせて進めていきます。

  2. つい、クライアントの立場だったら、目に見える定量的な効果を期待してしまうかと思った次第です。
    そもそもネットだけが異常、という見方も確かにあると思います。
    ありがとうございました。

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