ガイスターは二人で対戦するボードゲーム。将棋盤のようなボードに「おばけ」を並べて取り合うゲームです。
おばけには良いおばけと悪いおばけとがいて、それぞれ4個ずつ、計8個のおばけを配置してスタートします。
・相手のいいおばけを4個全部取るか、
・自分のわるいおばけを4個全部取らせるか、
・盤面の4つの隅に出口があって、相手の陣地にある出口から良いおばけを脱出させるか、
で勝ちとなります。
おばけのコマがよくできていて、白いコマに、いいおばけは青いチップ、わるいおばけは赤いチップをつけるのですが、これが自分にしかわからないようになっています。当たり前ですが、相手には自分のおばけがいいおばけかわるいおばけかわからないのです。
ルールからもわかるように、いかに自分のおばけの素性を知られないか、相手のおばけの素性を明らかにするか、がポイントとなります。相手のわるいおばけを一つでも確定できれば、相手のわるいおばけを4個取ってしまうことはないわけです。
わるいおばけを相手に取らせたいあまり、あまり前に出しすぎるとすぐにばれてしまいます。とみせかけて、実はブラフ(ひっかけ)かもしれません。相手の性格とか、表情、しぐさから、手の内を読みあうのが面白いゲームですね。
子どもたちと遊ぶと、つい心の内を口にしてしまうみたいでかわいらしいです。「あ、それ、わるいおばけやな」とか。それがブラフだったりするので、いずれ疑うことも覚えるでしょうけどね。
子どもたちは、おばけというだけで妙にテンションがあがるようです。こんなことなら、ミッドナイトパーティとかおばけのでてくるゲームでも喜んでくれるかもしれません。(残念ながら、ミッドナイトパーティは廃盤になってしまいましたが)ほかにも、ねことねずみの大レースとかも喜んでくれるかも。Wishlistに入れておくことにします。