2007年頃に購入したMacBook、最近CPUの負荷が高くなったときにファンに異音がするようになったし、OS XのバージョンもまだTigerだし、そろそろ買い換えたいなー。というココロの声が聞こえたのかどうかは知らないが、MacBookがスネたのか、突然起動しなくなってしまった。前日にHDDの整理ついでにディスクのチェックとか権限の修復とか実行しちゃったのがよくなかったか、今となっては原因はわからないけど、とにかく起動しない。はてさて困った。最近はメインはWinXPのデスクトップを使っていたものの、MacBookはiPhoneの母艦だったり、iTunesのライブラリを持ってたり、原稿書いてたときのワークが残ってたり、救い出したいデータがたくさん入ってる。OS X標準のディスクユーティリティを試したが、実行するたびに状態が悪くなっていくよう。はてさて。
ググってみると、Data Rescue 3というツールがmacでは定番らしい。デモ版で復旧できるか確認できるということなので、早速DLして試した。まず障害となったディスクを検査するんだけど、うちのHDDの壊れ具合ではクイックスキャンはできなかったのでディープスキャンを実行。160GBのHDDのスキャンに4時間程度かかった。無事ファイルが取り出せそうなのが確認できたので、Data Rescue 3の製品版を使用してファイルが復旧できた。
ここに至るまでが長かった。
復旧環境を作るためにFireWire接続のHDDにTigerをインストールしたり、PS3のディスクを換装したときに余ってた120GBのHDDをつかってSnowLeopardをインストールしたり、結局500GB HDDを調達して再びSnowLeopardをインストールしたり、iPhoneからライブラリを吸い上げるツールを試してみたり。
結果として、この事件をきっかけにOSをSnowLeopardにアップデートすることができたし、HDDを換装することができたし、いろいろよかったんだけど、バックアップの取り方とか考えないといけないなと思った次第。
そして次はWindowsPCのディスクが不調になることに。。